病院の先生から見る自律神経失調症

「自律神経失調症」という病名は医学の世界では、きちんとした病名ではなく、医師が学ぶ際に開く医学書にはほとんど載せられていないそうです。


でも、診断する際、カルテには「自律神経失調症」と書く医師もいますし、患者さんに「自律神経失調症ですよ。」と言うことがあります。


医学書にないのに、なぜ、一般的に「自律神経失調症」というのでしょうか。


日本心身医学会では、自律神経失調症を「検査してもその症状を裏づける所見が見いだされず、また器質的(臓器や器官に認められる形態的・解剖的性質)病変がないのに、さまざまな不定愁訴(特定の病気としてまとめられない漠然とした体の不調の訴え)を訴える状態」と暫定的(確定できるまでの間、一時的にそうしておくさま。仮に定めるさま。)に定義づけました。


自律神経失調症は症状のあらわれ方がいろいろで、全身のいたるところにあらわれます。


ですから、自信を持って診断するというよりも「検査で異常がないから・・・病名をつけないと患者さんが納得しないから」という理由で「自律神経失調症」とカルテに書く医師も少なくありません。


「自律神経失調症かな?」と思ったら・・・。

いろいろな症状が出はじめ、きちんとした病名が分からない場合は、内科・眼科・耳鼻科などいろんな病院に行っても治りにくいと思われますから、心療内科に行くことをおすすめします。


「自律神経失調症は、心と深くつながっている場合が多いからです。


ただし、「自律神経失調症だから・・・」と勝手に判断しないでください。「自律神経失調症」は、めまい・動機・頭痛などのさまざまな不定愁訴があらわれますが、それは重大な病気の症状かもしれませんので、まずは、総合病院やホームドクターなどで診てもらいましょう。
病院に行くことをおすすめします



まとめ

「自律神経失調症」というと、まわりの人間はあまり病気扱いをしてくれません。でも、頭痛・肩こり・吐き気・眼精疲労・不安感などいくつもの症状を抱えながら、仕事・家事・育児・介護をするのは本当にしんどいものです。


家族や友人、会社の同僚・上司などの中には心療内科に行くことを「恥ずかしいことだ」と思っている人がいたり、「処方される薬を飲み続けるとやめられなくなり依存するようないなる」と考たりしているかもしれません。


しかし、風邪を引いたら内科へ、怪我をすれば外科へ行くのと同じと考えて、心療内科に行って症状を治すようにしてください。


ただ、病院に行くだけで治るとは限りません。規則正しい生活を送る、食生活に気をつける、リラックスする・・・・・など生活習慣を改善していくように心がけてみてください。


「病院にどうしても行きたくない」という方は、「自分にとって最善の療法はなにか」を探ってみてください。ネットでの「リラックス方法」などを検索してみたり、「自律神経失調症」や「ストレス解消法」などの本などを参考にされるとよいかもしれません。


規則正しい生活、ストレス解消、正しい食生活も大切なんです


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